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パーソナルトレーニングの筋肉痛は良い兆し?その理由とケアのコツ

更新日:2020年3月1日

専門のトレーナーによる指導が受けられるパーソナルトレーニングでは、インナーマッスルなど普段使わない部分の筋肉も動かしていくため筋肉痛になることがあります。

セルフトレーニングよりも無駄がないので、筋肉痛になる範囲が広くなる場合も。ここでは、パーソナルトレーニングによる筋肉痛の仕組みや治し方について紹介します。


■パーソナルトレーニングで起こる筋肉痛

パーソナルトレーニングで起こる筋肉痛の原因についてみていきましょう。


・トレーニング回数の問題

筋肉に負荷がかかり、断裂することで筋肉痛は起こります。そのため、運動不足の人が突然運動回数を増やしてしまうと、細くなってしまっている筋繊維が少しの負荷でも損傷しやすくなります。


筋肉痛が生じやすくなるのは、筋肉が引き伸ばされつつ大きな力をかける「伸張性収縮」が繰り返された場合です。回数にすると、10回程度で心地良い筋肉痛の段階に入ってきます。

普段どのくらい運動をしているかによって筋肉痛の起こりやすさは変わってきますので、パーソナルトレーナーに運動強度を伝え、自分のコンディションに合ったトレーニング回数を設定してもらうと良いでしょう。


■筋肉痛を和らげ、早く治す方法は?

筋肉痛を和らげる方法や、早く治すためのポイントについて紹介します。


・運動を習慣づける

筋肉痛が起きている部位は炎症が起きており、回復の最中にあります。トレーニングの再開には48時間から72時間がかかると言われていますので、それ以降に負荷をかけすぎない程度に運動を再開すると良いでしょう。

大切なことは、途中で運動を止めてしまわないことです。筋肉痛が回復してからは無理のない範囲で運動習慣をつけていきましょう。


・休養と食事バランスに配慮する

筋肉を回復させるためには、たっぷりと睡眠をとることが大事です。また、良質で傷つきにくい筋肉をつくるためのタンパク質も積極的に摂っていきましょう。


■筋トレをしても筋肉痛にならない原因は?

トレーニングをしても筋肉痛にならないのはなぜなのか、原因をみていきましょう。


・筋力に見合った負荷をかけている

自分の筋力に見合う、あるいは筋力以下の負荷であれば、筋肉痛になる心配はありません。


・新陳代謝が活発である

子どもや若い人は筋肉痛になってもすぐに回復したり、痛みをあまり感じなかったりするものですが、これは新陳代謝が活発であるから。

反対に、代謝が落ちていると年齢や体格に関わらず、筋肉痛を起こしやすくなります。


・筋肉を柔軟に保っている

運動前にはしっかりとウォーミングアップやストレッチを行い、筋肉の柔軟性を高めましょう。この準備運動ができていれば、筋肉痛を防ぐことができます。


■筋肉痛の時はトレーニングするべき?

筋肉痛の時にトレーニングを行うべきか、痛みの程度や体調ごとに紹介します。


・痛みはあるが動ける

痛みがあってもまだ動ける場合、無理をせずに動かさないようにしましょう。回復を待ってからトレーニングを再開してください。


・痛くて動かせない

筋肉が激しく損傷を受けている状況では、無理に動かさず回復を待ちましょう。


・痛みはないが筋肉痛が起こりそう

筋肉痛がぶり返しそうなときには、負荷をかけすぎないように回数などを抑えてトレーニングを行ってください。


■筋肉の回復に必要なポイントを押さえよう

筋肉痛には、48時間程度の回復期間と栄養摂取が必要不可欠。さらに、回復途中で無理な運動を行わないように心掛けなければなりません。

新陳代謝を上げていくための運動も効果的ですので、筋肉の回復と成長のメカニズムを知って、上手にトレーニングを行ってください。


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