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qualia knowledge Vol.5:日常にあるコンディショニングPart1

ウェルネス×サスティナビリティ

(持続可能な健康維持・増進行動)

今回も、クオリアが提供している「健康」や「運動」に関する考え方をテーマごとにご紹介したいと思います。第五弾は「日常にあるコンディショニングPart1」です!

前回第四弾では、コンディショニングにおける肉体面からのお話をさせていただきました。そして、今回は多方面でのコンディショニングを考える最終篇ということで、健康面からコンディショニングを見ていきたいとおもいます!

■今回のテーマ:「健康面のコンディショニング」

コンディショニングという言葉を言語化した状態は、最初に確認しておきましょう。

「状態」「体調」「条件」という表され方をしており、「体力」「精神」「技術」「医療」「栄養」「環境」といったこれらの要因から総合的にアプローチし、身体の能力を最大限に発揮出来るようにコントロールしていくこと

これまでも、すでに多くのコンディショニングのあり方や考え方をご紹介していますが、上記にもあるようにいろんな要素から総合的にアプローチをかけること、またはそれらをコントロールすることと書いてある通り、今生きている日常の生命活動全てがコンディショニングの対象になるとも言えますよね!

そこで今回の内容は題名の通り、日常にあるコンディショニンということで、私たちの健康維持には切っても切れない存在である「睡眠」についてご紹介したいと思います。

(ご紹介に入る前に)

今、巷では多くの睡眠に関する情報や書籍などは溢れており、皆さんの健康面での身近な関心事として捉えていらっしゃる方も多いかと思います。そしてその溢れているどの情報も決して間違いではないと思っています。こちらでご紹介する内容もごく一般的な睡眠に関するノウハウをご紹介していくつもりです。

しかしながら、発信される情報は正しいとしても、あなたにとって正解かどうかは絶対ではないということを最初にお伝えさせていただきます。コンディショニングの大切なことは「あなたにとっていい条件、いい状態、いい体調を探していくこと」です!




■睡眠の役割と仕組み

人間は起きてから眠くなるまでのには自然とリズムを刻んでいます。1日は24時間の中で、人は夜に眠くなり、朝に目が覚めるという体内時計(体内リズム)を持っています。そしてその決定を行なっているのが睡眠です。そしてこの体内時計は、脳から出される化学物質とのバランスによって、日中は覚醒し、夜間は眠たくなるという仕組みです。

睡眠のパターンは人それぞれで異なり、しばしば朝型と夜型に分けられることがあります。(一種の統計では、朝型40%・夜型30%・その中間が30%となる統計もあるようです)この睡眠パターンは生活の仕方やそれまでのライフスタイルによるものの影響に加え、遺伝的に(DNA的に)決められてしまっていることもあるとのこと。なので健康のために無理に朝型に切り替えることや逆に夜型が悪いといった考えは場合によっては逆効果になる恐れもあります。

まずは自分にはどれくらいの睡眠量が適しているのかを把握して、就寝から起床のリズムをなるべく一定に刻むことが睡眠の質にも関係しています。

最近では睡眠の質や量を計測できる時計型ウェアラブル端末もオススメです!

いいコンディションの時はなぜいいのか?または良くないコンディションの要因はなんなのか?をモニタリングすることもコンディショニングに通ずるところだと思います。




■睡眠の重要性

①記憶力を高める

睡眠は脳内をリフレッシュさせ、新しい学習をする準備ができるように

してくれています。仕事でのパフォーマンスアップや効率性にも影響しており、特に膨大な情報を常に扱う仕事をされている方は短時間の昼寝をすることで、脳がリフレッシュされます。

②運動スキルを高める

運動とはパターンを学習することでもあり、テクニックやスキルを習得することでもあります。そして一度そのパターンやスキルを身体が習得してしまえば、いつでも身身体はその運動を行えるようになります。いわば動作を学習し、スキルを記憶し、神経を鍛えるということです。皆さんは自転車を子供の頃に練習すれば、大人になり久しぶりであろうが転んで怪我をすることはなかったことと同じことが言えます。これらの運動学習を促進しているのも睡眠が関わっています。

③肥満

睡眠は健康に大きな影響を与えることからコンディショニングの一部として考える必要性を感じます。不健康の一つが睡眠不足による肥満です。食欲をコントロールするホルモンにレプチンとグレリンというものがあり、満腹という信号を出すレプチンが血中に増えると、満腹を感じて何も食べたくなくなり、逆にグレリンが血中に増えると強い空腹感が感じられ、食欲が増進します。つまり、睡眠が不足しているとグレリンが血中に多く分泌され強い空腹感と食欲が増加してしまうということです。さらにその状態で運動が不足していたり、摂取する食事が偏ったり、加工品が多かったり、食べるスピードが早かったりした場合は、さらに肥満を加速していってしまうので、睡眠が不足している場合は食事にも注意ですね。

今回のコラムは一旦ここまで!

次回は「睡眠の質」についてご紹介いたします。


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